バイエルン地方でポピュラーな濃色ビール。
チェコでピルスナーが発明される以前は、火力調節の難しい薪の火で麦芽をあぶっていたため、どうしても麦芽の色が濃くなり、その結果ビールの色も黒っぽくなった。 つまり、ビールの長い歴史を通してみると、 濃色ビールが主役の時代が圧倒的に長かった。
褐色の深い色合いが目をひく小樽ドンケルはクリーミーな泡立ちとカラメルフレーバーが特徴です。カラメル麦芽をふんだんに使い、ダブルデコクションというドイツの伝統的な醸造方法でつくられています。
デコクション醸造法では、安価なダークモルトを混ぜなくとも、豊かな香りと深い色合いを自然にかもし出すことができます。もちろん時間と手間をかけることでコストはかさみます。しかし自然の恵みを最大限生かすため、小樽ビールはあえてこの伝統的な製法を選びました。